為替は100分の1円単位で刻々と変動していく。
あと1銭動いたら決済して利ざやを稼ごうと考えていたのに、そこからポジションと反対方向に動くケースは多々ある。
最悪なのは、その1銭を惜しんだため、プラスだったのがマイナスに転じたときだ。このときは、自分の人生を恨むしかない。
100分の1円で自分の不幸な人生を恨んでいたら、100分の1秒のミスで、命を失った選手がいた。
バンクーバー五輪が開幕する直前、リュージュの公式練習で、男子1人乗りのノダル・クマリタシビリ選手(グルジア)が事故死した。
時速144キロで最終コーナーに突入。
一瞬の操作の誤りでコース外に体が投げ出された。
むき出しになっていた鉄柱に激突し、21歳の若者は、そのまま帰らぬ人となった。
確かに舞台となったコースは世界最速と言われ、これまでにも10件以上の事故が発生していたという。
それを承知で何の手も打ってこなかった大会組織委員会の責任は大きい。
リュージュをはじめアルペンの滑降などは、最速150キロ出ると言われている。
100分の1秒あるいは1000分の1秒を競うため、命がけで滑っている。
だから、彼らはまばたきしない。まばたきしたコンマ何秒かが命取りになってしまうからだ。
もしかしたら、FXでも1銭の上げ下げは、自分がまばたきした瞬間に動いていたかも知れへん。
100分の1円で勝負しているんやから、100分の1秒を逃したらアカンということや。
本日の教訓
「勝負するときはまばたきするな」
つまり、そういうことや。















