WBC世界フライ級タイトルマッチ、内藤大助(宮田)vs亀田興毅(亀田)は、予想外の大差が付き、亀田が新王者となり2階級を制覇した。
すべてにおいて対照的な2人だった。
亀田は戦う前から大口をたたいた。
本人はテレビなどで「プロだから盛り上げて当然」と話し、強気のコメントを繰り返した。
一方、内藤はインタビューでは人の良さとシャイな面が出て、人気では内藤が上。
亀田がヒールのイメージだった。
しかし、いざゴングが鳴ると、リング上も対照的な2人になった。
亀田はヒット・アンド・アウエーで距離を保つアウトボクシング。
ハードパンチが武器の内藤はインファイト。
果敢に攻めていく内藤に対し、亀田は打ち合いに応じることなく、着実にポイントを稼いでいった。
視聴率は43%を超えたが、内容はもう一つだった。
「プロだから盛り上げて当然」と話していた亀田が、リングに上がると消極的。
戦前の大口と、おとなしいボクシングとのギャップは、観ている人間にとってはストレスになった。
内藤サイドの関係者によると、内藤は以前から「打ち合って試合を盛り上げるのがプロ」と話していたという。
バラエティー番組で観るシャイな内藤と違い、リングでは野性味あふれ、鼻が変形しても前に出ていった。
こちらは、いい意味でのギャップで、ボクシングの醍醐味を味わえた。
簡単に言えば、亀田のボクシングはおもろなかった。
あんなおとなしいボクシングするんなら、試合前の言動もおとなしくせえや。
場外乱闘はいらん。プロはリングで盛り上げなアカンやろ。
FXも自己責任。
稼いでも損しても、自分だけの世界しかない。
だがプロは、お客さんからお金をもらって稼ぐんやから、お客さんの前で最大のパフォーマンスをするのが義務や。
















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